東京大学文科二類東大文二全科目逆算戦略分析
科類・学部選択:文科一類文科二類文科三類

東京大学 文科二類(東大文二)
配点構造・過去10年合格最低点推移 & 科目別KGI戦略

東京大学文科二類の入試は、共通テスト(1000点満点を110点に一括圧縮)と二次試験(440点満点)の合計550点満点で判定されます。二次比率80.0%の配点構造と二次地歴2科目・共テ理科2科目必修の試験構造。数学強者が集まる文二においても、点数ブレの大きい数学依存を避け、他科目の基準点を死守し総合355点前後を堅実にクリアする逆算KGI戦略を解説します。

二次地歴2科目(公共不可)必須共テ理科2科目必修(出願要件)二次比率 80.0%(二次試験 440点 / 総合 550点)総合勝負ライン 約65.7%(361.4点)
公式入試データ早見表(Key Facts)
配点(満点)
550点満点
共テ 110点 / 二次 440点
2026年 最低点
330.47点
得点率 60.1%
過去10年推移実績
約61.4%
平均 337.6点
第1段階選抜(足切り)
足切り設定あり
約700点〜745点前後(得点率約70%〜75%)
Exam Architecture Analysis

試験構造と配点ウェイト分析

総合満点: 550点
共テ換算: 20.0% (110点)
二次配点: 80.0% (440点)
総合満点(550点)における科目別配点シェア※横幅が配点比率と完全比例
共テ換算110点
二次 英語120点
二次 国語120点
二次 地歴(2科目・各60点)120点
二次 数学80点
共テ換算 (20.0%)二次 英語 (21.8%)二次 国語 (21.8%)二次 地歴 (21.8%)二次 数学 (14.5%・他科目の約2/3)
Part 01共通テスト(素点 ➔ 圧縮換算)
換算 110点
東大英語の独自傾斜配点(R:L = 7 : 3)計 200点
リーディング(素点100)
➔ 140点 (×1.4)
リスニング(素点100)
➔ 60点 (×0.6)
数学 (ⅠA+ⅡBC)200点
国語200点
地歴①
100点
地歴②
100点
理科基
100点
情報Ⅰ
100点
素点合計 1000点➔ × 110/1000 で110点に圧縮
Part 02二次試験(個別学力検査・440点)
配点比率 80.0%
主力3教科(英語・国語・地歴):各120点満点計 360点 (全体の65.4%)
二次 英語
120点
二次 国語
120点
二次 地歴
120点
二次 数学:80点満点他科目の約2/3(66.7%)の配点
二次 数学(大問4問)
80点 (14.5%)
点数のばらつきが大きく配点も低いため、数学を強みにするのではなく「大崩れを防ぎ30点台を死守する守り」が鉄則
💡 英・国・地歴(各120点)+ 数学(80点)= 二次 440点満点
文系最高峰の真実

なぜ東大文科は京大・一橋と同列に語れないのか?

単なる偏差値や難易度の差ではなく、「試験構造」そのものが要求する知力・負荷の次元が根本から異なります。

Point 01: 二次試験の地歴2科目(計120点)

「公共」の逃げ道が存在しない。
重厚な2科目を二次大論述レベルまで完成

京大や一橋(SDS除く)の二次社会は1科目のみ。共テでは「地歴1科目+比較的軽い公共」という負担軽減の選択がオーソドックスです。 しかし東大文科はその逃げが一切許されず、日本史・世界史・地理から重い2科目を選択し、両方を東大二次の本格大論述まで仕上げ切る必要があります。

京大・一橋(一般例):二次1科目(共テは公共等で軽減可)
東大文科:二次 地歴2科目必須(公共不可・重厚大論述)
Point 02: 共通テスト理科「2科目必修」

文科生であっても理科2科目必修。
出願資格から試される「総合的な知力」

大抵の文系国立大は理科を「基礎2科目」または「発展1科目」でよいとし、科目数を減らす選択が可能です。 しかし東大は基礎であれ発展であれ「必ず2科目」選択しなければ出願資格すら与えられません。これは東京大学の公式アドミッション・ポリシーに明記された『入学後の教養教育に十分に対応できる資質として、文系・理系にとらわれず幅広く学習し、文科各類の受験者にも理系の基礎知識や能力を求める』という基本方針を具現化した出願要件です。

他大学文系(一般例):基礎2科目 or 発展1科目(科目削減可)
東大文科:基礎2科目 or 発展2科目(2科目必修・出願要件)
Point 03: 試験内容に貫かれた「全方位の総合学力・深い思考力」の要求
二次 英語(120点)

要約・英作文・リスニング・誤文訂正・長文。圧倒的な文章量と設問数により、高度な情報処理スピードと総合的運用力が必須。

二次 数学(80点)

文科であっても容赦なく牙をむく。小手先ではなく「どれだけ数学に深く向き合ってきたか」を問う本質的な問題。

二次 国語(120点)

理系共通の最高峰テキストに加え、文科特有の「第4問(小説・随筆)」で心情を客観的・論理的に読み取る力を要求。

二次 地歴(120点)

単なる知識量ではなく、歴史の因果関係や地理的構造など「知識の深さ・理解の深さ」を問う論述に大部分の配点。

Strategic Key Point

数学を鍛えることは必須。だが「数学だけを伸ばして英・国・地歴がおろそかになる」のは絶対NG

主力3教科(360点)の盤石土台 + 数学の上乗せが「大正解」

東大文科受験において「数学を鍛え上げること」自体はもちろん極めて重要です。しかし、「合格戦略の順番と土台」を間違えると、努力が合否に結びつかない致命的な罠に陥ります。

【絶対NG】主力3教科が未完成なまま「数学一本足打法」極めて危険
  • 東大二次数学は配点がわずか80点(他科目の2/3)にもかかわらず、年度難易度の波で点数のばらつき(ボラティリティ)が極大です。
  • 英語・国語・地歴(計360点)がおろそかな状態で数学に頼ると、本番で0〜1完(10〜20点台)に沈んだ瞬間にカバーできず、一発で不合格に転落します。
  • 配点比率が低い数学での大逆転狙いは、極めてハイリスクな博打になります。
【大正解・最強】主力3教科が仕上がり、さらに数学を鍛えて強みにする再現性MAX
  • 英語(120点)・国語(120点)・地歴(120点)は、一度実力を完成させれば難易度変化に左右されず最も点数を安定させやすい主力3教科(全体の81.8%)です。
  • この3教科で確実に合格ライン(230〜240点)を計算できる状態を作った上で、数学を鍛えて強みにできれば、本番で数学が難化しても3教科で受かり、数学が当たれば圧倒的な上位合格が可能になります。
  • これこそが東大文科を確実にねじ伏せる「勝率を極限まで高める王道戦略」です。
💡
【東大文科合格の鉄則】:数学の鍛錬は必須だが、「まず絶対に崩れない英語・国語・地歴(計360点)の安定基盤を仕上げる」のが大前提。その強固な土台の上に数学の得点力を積み上げていくことこそが、最も再現性の高い必勝パターンです。

東京大学 公式アドミッション・ポリシー(入試の3大基本方針)

東京大学公式 AP ➔
【求める人材像】: 「自国の歴史や文化に深い理解を示すとともに、国際的な広い視野を持ち、高度な専門知識を基盤に、問題を発見し、解決する意欲と能力を備え、市民としての公共的な責任を引き受けながら、強靭な開拓者精神を発揮して、自ら考え、行動できる人材」
第一の方針

試験問題の内容は、高等学校教育段階において達成を目指すものと軌を一にしています。

第二の方針(文理横断)

文系・理系にとらわれず幅広く学習し、文科受験者にも理系の基礎知識、理科受験者にも文系の基礎知識を求めます。

第三の方針(知識の関連づけ)

知識を詰めこむことよりも、持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視します。

💡 文科二次の地歴2科目必修・共テ理科2科目必修という重厚な試験構造は、この「文理にとらわれない幅広い知力と知識の関連づけ」を測るために設計されています。

東大入試の真実

東大は「満点」を目指す試験ではない。「合格ボーダーは総合61.4%〜65.7%」。

合格ボーダー目安
総合 61.4%〜65.7%
(337.7点〜361.4点 / 550点)
合格ボーダー(総合61.4%〜65.7%・337.7〜361.4点死守)失点許容枠(残り約34.3%・約188.6点分は落としても合格)
0点合格ボーダー(約65.7%)
※約188.6点分の失点は許容550点満点
過去10年 合格最低点平均
最低ライン
337.7点61.4%
過去10年 合格者平均点(KGI目標)
勝負ライン
361.4点65.7%

💡 重要なのは「全科目で6割死守」ではなく、「トータルで合格点に届かせる得点戦略の最適化」

東大合格において、全科目で均等に6割を取ることは目的ではありません。目的はあくまで「トータル(総合点)で合格点(361.4点前後)に届かせること」です。

数学を鍛え上げることは当然必要不可欠ですが、英語・国語・地歴がおろそかなまま数学だけに頼るのは絶対NGです。本番でも点数を最も安定させやすい「主力3教科(英語・国語・地歴・計360点)」を盤石な土台として仕上げた上で、さらに数学を鍛えて強みに積み上げることこそが、東大文科突破の「大正解」であり最も勝率の高いKGI設計です。

01. Minimum Line
最低ライン(合格最低点平均)
337.7点得点率 61.4%

過去の合格最低点実績水準。いかなる状況でもこの数値を確実に上回る基礎力を固めます。

合格目標水準
02. Target Standard
勝負ライン(合格目標ライン)
361.4点得点率 65.7%

ReveriseのKGIシミュレーションが目標とする基準値。過去問演習でここを目指して仕上げます。

03. Safe Line
安全ライン(上位通過水準)
388.9点得点率 70.7%

過去データ上、上位層として通過が見込める目安水準。本番の難化やブレを吸収できる目標値です。

Historical Admissions Data

過去入試データ推移(合格最低点・平均点)

集計対象: 過去10年分の公式発表データ
実施年度総合満点合格最低点最低得点率合格者平均点平均得点率
2026年度550点330.47点60.1%353.94点64.4%
2025年度550点332.24点60.4%355.81点64.7%
2024年度550点332.23点60.4%357.00点64.9%
2023年度550点342.44点62.3%368.90点67.1%
2022年度550点306.14点55.7%329.51点59.9%
2021年度550点337.92点61.4%362.07点65.8%
2020年度550点337.61点61.4%361.66点65.8%
2019年度550点358.07点65.1%379.08点68.9%
2018年度550点350.63点63.8%373.02点67.8%
2017年度550点348.52点63.4%373.80点68.0%

東京大学 出典・入試データ参照元(一次情報・受験データベース)

リンク有効性検証済み

受験生の皆様が正確な判断を行えるよう、Reveriseでは掲載する配点・満点・過去入試結果について、大学公式発表資料(募集要項・成績開示PDF)および大手受験情報・過年度データベースと照合・確認を行っています。一次資料・参照元は下記より直接ご確認いただけます。

【入試データ・過年度推移の取得元と照合体制】

・最新配点・募集要項:各大学が公表している公式学生募集要項および選抜要項に基づき正確に掲載しています。

・直近入試データ(2024〜2026年等):各大学公式サイト発表の「入学者選抜結果(合格者最高点・最低点・平均点開示資料・確定統計)」および旺文社パスナビより一次情報を取得・照合しています。

・過年度推移(〜2020/2023年等の長期推移):過年度入試結果データベース(過去問公表値の長期推移アーカイブ)等より数値を抽出・保管しています。

※各大学公式サイトでの公式開示期間は原則直近3〜5年分です。過年度の長期推移と最新年度の実績値をそれぞれ適切な情報源から照合し、掲載データの正確性を担保しています。

※各年度の配点および合格最低点・平均点は、上記大学公式発表資料、旺文社パスナビ、および過年度入試データベースに基づいています。

※合格者数が極めて少数(10名程度以下)の学類・専攻では、個人特定防止措置(大学公式規定)により成績データが非公表とされる年度があります。

Illustrative Target Model

科目別KGI戦略シミュレーション(目標得点配分の代表例)

⚠️ 【重要】掲載数値はあくまで代表例(目安モデル)に過ぎません。
実際の戦略では、生徒個々の現状学力や得意・不得意に応じた専用KGIを策定します。
ℹ️
シミュレーション数値の位置づけについて

ここに掲載している科目別配分は、過去の合格者データから逆算した「全体最適のバランスを掴むための代表的な参考例(モデルケース)」です。難関大入試において「全員がこの点数を取るべき」という画一的な正解は存在しません。英語が得意な人、地歴で稼ぐ人、数学を守り切る人など、個々の特性に応じた完全個別最適化のKGI設計が不可欠です。

Overall Target Score (KGI)
355/ 550点
得点率 64.5%(最低ライン +17.3点)
共通テスト換算目標:100点/ 110点
二次試験目標合計:255点/ 440点
モデル指針(一例): 点数のばらつきが大きい数学に過度に頼らず、安定させやすい英語75点・国語70点・地歴80点(各40点)で土台を固め、数学は30点(守り)で総合355点を盤石にする王道モデル例です。

科目別ターゲット配分と要件

共テ換算計
100 / 110点 (90.9%)

💡 素点約909点/1000点

二次 英語
75 / 120点 (62.5%)

💡 要約・英作文・読解で75点を確保

二次 国語
70 / 120点 (58.3%)

💡 現代文・第4問・古文で手堅く70点

二次 数学
30 / 80点 (37.5%)

💡 1完+部分点で30点ラインを死守

二次 地歴①
40 / 60点 (66.7%)

💡 標準論述を着実に加点

二次 地歴②
40 / 60点 (66.7%)

💡 一問一答を確実に拾う

Reverise Coaching Framework

目標(KGI)はスタート地点。
現状とのギャップを埋める『KPI設計』と日々の完全伴走。

「何点取れば受かるか(KGI)」を知るだけでは合格できません。 大切なのは、「あなたの今の実力から、どの科目をいつまでに何点伸ばすのか(KPI)」を策定し、「今日、どの教材を何ページやるべきか」まで迷いをゼロにして実行し続けることです。

01
Goal Definition

志望校KGIの逆算設計

志望校の配点・圧縮構造から、あなたの得意・苦手に応じた現実的な科目別目標ラインを定義。

02
Gap Analysis & KPI

ギャップを埋めるKPI策定

模試の現状とKGIの差分を埋めるため、月次・週次で達成すべき具体的な中間指標(KPI)を設計。

03
Daily Execution

日々のタスク実行と完全伴走

「今何を目指して何をやるべきか」を日単位で可視化。全科目の進捗と質を一人の講師が毎日管理。

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あなた専用の『東京大学 文科二類 逆算KGI&KPI戦略シート』を作成します

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東京大学 文科二類(東大文二)の配点・合格最低点に関するFAQ

Q1東京大学 文科二類の共通テスト・二次試験の配点比率は?

共通テスト110点(素点1000点)、二次試験440点満点の計550点満点です。二次比率は80.0%(二次試験 440点 / 総合 550点)となっています。

Q2東京大学 文科二類(東大文二)の合格最低点は?

過去10年間の合格最低点平均は337.6点(満点550点中・得点率約61.4%)です。直近の2026年度は330.47点(得点率60.1%)でした。

Q3共通テストの足切り(第1段階選抜)はありますか?

志願倍率が約3.0倍を超えた場合に第1段階選抜(足切り)が実施されます。 近年の足切りラインの目安は「約700点〜745点前後(得点率約70%〜75%)」です。

Q4合格するための目標点(KGI設計)の決め方は?

東京大学 文科二類の合格目安(勝負ライン)は総合361.4点(得点率65.7%)です。Reveriseでは、全科目を満遍なく伸ばすのではなく、生徒個人の得意・不得意に合わせて「どの科目で守り、どの科目で加点するか」を逆算して戦略を設計します。

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無理な勧誘や引き止めは一切行いません。現状の課題を特定し、合格への戦略を持ち帰っていただく時間です。

営業時間:13:00〜23:00(月・火・木・金・土)/水曜・日曜は定休日です。定休日のお問い合わせは翌営業日以降に順次ご対応します。

個別面談(オンライン)

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志望校と現状のギャップを洗い出し、「今すぐやるべき1冊」と「捨ててよい学習」を明確化します。 保護者様のみ、あるいは生徒様ご本人のみのご参加も歓迎です。

01 現状把握(10分)

現在の学力、直近の模試成績、学校の進度・課題量、志望校と抱えている悩みをヒアリング。

02 戦略設計 & 優先順位(30分)

志望校との配点ギャップを整理。今すぐ切るべきことと、今すぐやるべき参考書・演習を特定。

03 次の一歩 & 総括(20分)

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「週1回で理系科目は見てもらえるか」「現状の進度でついていけるか」など、気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。